ケフィルとは
まず、ケフィアとは日本では「ヨーグルトきのこ」という名前で有名です。動物の乳に入れて発酵させた物がヨーグルトやチーズです。
ケフィルは簡単に説明すると、ケフィアを水に対応させたものです。
ケフィルは腸内の善玉細菌を助ける働きがあると言われています。
クースミン療法では、病気治療の基本は腸を強化することであるため、腸内細菌のバランスをとるためのサプリメントの摂取を進めています。
たまたま、ドイツ人の友人からケフィアをいただいたので、一人で試してみたのですが、個人的に、味も気に入って飲んでいました。何となく腸の調子がいい感じがしたので、夫を説き伏せて、二人で飲むことにしました。(夫は得体の知れないものは飲みたくないと言って拒否していたのです)
腸の善玉菌を助けるためのサプリメントを止め、ケフィルに変更しました。3ヶ月経ってみて、効果を実感できましたので、皆様にご紹介することにしました。
日本では、黒砂糖で発酵させるケフィルが主流ですが、ここヨーロッパではフルーツケフィルが一般的です。
フルーツ ケフィルの作り方
材料:
- ケフィル:適量
- 砂糖:大さじ4杯(私は砂糖きびの半精製砂糖を使っています)
- ほしイチジク:3つ
- 水:1.5L(ミネラルウォーターなど。私はBRITAで浄化した水道水を使っています)
- 広口ビン:1個(私は用量2Lを使用しています)
1.広口ビンに水を入れ、砂糖を加え水に溶かします。
2.ケフィル適量を投入します。(量は写真を参考にしてください)
3.ほしイチジクを加えます。
4.ビンの口にペーパーナプキンなどをかぶせ、輪ゴムで止めます。
5.ケフィルが発酵するためには適度な「明かり」が必要です。直射日光や日陰を避け、比較的明るいところに置きます。
「イチジクが浮き上がれば出来上がり」と言われていますが、私は36時間をめどにしています。発酵時間によって味も変わってきますので、お好みに合わせた時間を見つけてください。
ほしイチジク以外のフルーツを入れることもできます。レモンやりんごなどの薄切りを入れている方もいるようです。りんごを入れてみたところ、りんご酢のような味になったので、我が家では「ほしイチジク」だけにしています。
出来上がったケフィルジュースを小ビンに移します。
イチジクを捨て、ケフィルを洗います。ケフィルにイチジクの小さな種が混ざっているので、こまめに取り除きます。
ケフィルは増えますので、食べたり、人にあげたりしましょう。
ケフィル栽培(?)の道具は金属を使わないようにと言われていますが、当初、目の細かいプラスティック製のざるがなかったのでステンレス製のものを利用していましたが、特に支障は感じられませんでした。